不動産の基礎知識
2009-11-20
『お宝物件は身近なところに…!?』
投資用不動産を購入するのであれば「お宝物件」が欲しい!
価格がやすくて、利回りが良くて、レバレッジを効かせることができて、空室
リスクが少なくて…。
不動産投資に興味をお持ちの方であれば、皆さんそう思いますよね。
でも、一生懸命探しても「お宝物件」はなかなか見つからない、というのが現
実ではないでしょうか。
そういう方に朗報!?
一度、物件を選ぶ目線を少しだけ替えてみてください。
投資用不動産は日本全国いたるところに存在しますから、もっと広い視野でお
宝物件を探してみませんか?
当社は広島でも活動していますが、広島には築20年前後、売値が300~400万
円、表面利回り14~15%という高利回り物件が多数存在します。
これは、高利回りの「お宝物件」??
ちょっと待ってください。これは確かに高利回りの物件です。
ただ、こういう中古ワンルームマンションは、不動産投資の利点であるレバレ
ッジを効かせて…、と言う方法は使えません。
金融機関が融資をしてくれないのです。現金でしか購入できないのです。
そして、家賃収入は月額4万円台。
そこから管理費や修繕積立金、固定資産税を差し引くと…手取家賃が2万円台、
下手をすると2万円を切ってしまうような物件も多数存在します。
いくら利回りが良くても、地方都市にある多くの中古ワンルームマンションで
はその家賃収入が限界なのです。
利回りに着目すれば、地方都市の低価格物件は魅力的に思えます。
ただし、こういう物件が「お宝物件」と呼べるでしょうか?
一方、東京都内人気エリアのワンルームマンションは築20年・30年経過して
いても、月額8万円以上の家賃収入を稼ぎ続けている物件が多数存在します。
しかも、管理費や修繕積立金といった支出経費は、東京と地方都市でそれほど
大きな差があるわけではありません。当然、手取家賃も6万円前後となります。
その分物件価格も割高ですが、逆にレバレッジを効かせ、小額の自己資金で購
入が可能です。
結果地方物件に比べ、少額の投下自己資金で不動産を取得することができます。
資産価値の高い物件を、レバレッジを効かせて所有できるという不動産投資最
大のメリットが活かせるわけです。
どうですか?
東京のワンルームマンションの方が、投資用不動産としての価値が高いと言え
ないでしょうか。
しかも、現在、日本の人口は減少傾向で、今後も減少傾向は続いていく事が予
想されています。
人口減少 ⇒ 賃貸需要の低下 ⇒ 空室・家賃低下 ⇒ 投資用不動産価値の下落
という図式が当然考えられます。
ただし、このような現象が全国各地で均等に起こるとは考えられません。
現に東京の転入人口は増え続けていて、若者を中心に単身者も増加傾向、そし
て今後もこの現象は続いていくと予想されています。
このことから考えてみても、東京都内のワンルームマンションは今後も高い賃
貸需要が続いていくものと考えられます。
したがって、東京都内は日本の中で、良質な投資用不動産が最も数多く存在し
ているエリアなのです。
もう一度、不動産投資の本来の意味・利点を良く考えてみてください。
少し極端な考え方かもしれませんが、東京都内の人気エリアで駅まで徒歩10分
圏内に存在するワンルームマンションは、日本全国に星の数ほど存在する投資
用不動産の中で、十分に「お宝物件」と呼べるのではないかと、私は思います。
探してもなかなか見つからないと思っていた「お宝物件」。
実は、あなたの身近な所に存在していることに、気が付いていないだけなので
はないでしょうか?