不動産の基礎知識
2013-12-20
マンション購入時に掛かるお金
本日は、マンション購入時に掛かるお金(一般的には諸費用と言われます)に
ついてお伝え致します。
では、一体どういうお金がいくら位、物件価格以外に必要になるのか下記に記
載してみました。
☆諸費用の内訳☆
○登記費用
金額:250,000円前後
所有権移転・抵当権設定・登記事項証明書の取得等といった諸手続きにおいて、
司法書士の報酬と登録免許税が掛かります。尚、司法書士への報酬額は、平成15
年の報酬額の自由化により各司法書士事務所において金額が異なるようになり
ました。また、登録免許税とは、登録免許税法に基づく登記または登録などの
際に課される国税で流通税になります。
不動産登記の場合は、固定資産台帳に登録されている価格が課税標準額になり
ますので、各物件によりその金額は異なり、借入をする際に係る抵当権設定の
課税標準額はその借入金額になりますので、借入金額により異なります。
○金融機関の住宅ローン取扱い費用 ※印紙代含む(金銭消費貸借契約書貼付用)
金額:130,000円前後
各金融機関により金額は異なります。
○火災保険料
金額:35,000円前後
保険会社や加入期間、加入内容によって金額は異なります。
○ローン事務取扱手数料
金額:52,500円
弊社提携の金融機関をご利用される際に必要になります。
○印紙代
不動産売買契約書に貼付していただきます。契約金額により異なります。
契約金額 税額
100万円超~500万円以下 2,000円
500万円超~1,000万円以下 10,000円
1,000円超~5,000万円以下 15,000円
以上がマンション購入時に掛かるお金の内訳になります。
その他、購入時の形態が『仲介』での場合は、不動産会社へ別途仲介手数料を
支払わなければいけません。
(契約金額400万円以上の取引の場合は購入価格×3%+6万円+消費税)
また、購入後には不動産取得税(10万円前後)や、毎年掛かる固定資産税(4万円
前後)などの税金もございます。
これらの諸費用・税金は全て確定申告の際に経費として計上することが出来ます。
※確定申告については、別のメルマガにてご案内いたします
この様にマンションをご購入される際には、物件価格以外にも約50万円前後の
諸費用が必要になりますので、ご参考にしていただければと思います。