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2014-09-07
再開発雑感~渋谷~
2012年、注目を集めていた『ダイバーシティ東京』『渋谷ヒカリエ』『東京スカ
イツリー』が相次いで開業しました。
今、東京都内の主要ターミナル駅周辺などでは、開発が数多く予定されていま
すので、これから不動産投資をお考えになる方、実際に物件をご検討中の方に
は、どの地域に開発が入るのか、開発によりその地域がどのような恩恵を享受
するのか、それが賃貸需要にどのような影響をもたらすのかなどに注目してみ
るのも一考だと思います。
昨今都内で開発が活発に予定されている背景としては、情報化、国際化、少子
高齢化等の社会情勢の変化に都市が対応できていないため、都市機能の高度化
と都市の居住環境を向上目指し、2002年に都市再生特別措置法が制定されたこと
が大きく関係しています。
この法律に基づき、特定都市再生緊急整備地域といが指定され、指定された地
域が続々と開発されています。(法令で指定されている地域は全国の大都市圏
に多々あります。)
現在、都内で特定都市再生緊急整備地域として指定されているのは、「東京都
心・臨海地域」「新宿駅周辺」「渋谷駅周辺」「品川駅・田町駅周辺」などの
エリアがあり、臨海地域では『ダイバーシティ東京』、渋谷駅周辺では『渋谷
ヒカリエ』が早速開業しています。
渋谷駅周辺に関しましては、開発計画がいくつも具現化しており、特に注目す
るべき地域のひとつだと思います。
2027年度までに鉄道3社(JR、東急、東京メトロ)で現在の東横線渋谷駅や東急
東横店がある場所に、オフィスや店舗が入居するビル3棟の建設が決定してお
り、そのうちの1棟は『渋谷ヒカリエ』をも越える、高さ約230mのビルとなり
ますので、商業地としてますますの発展を見込める地域と言えるでしょう。
また、来年の3月に東急東横線と東京メトロ副都心線の相互直通運転が開始さ
れることにより、横浜方面から渋谷・新宿・池袋を抜け東武東上線、西武池袋
線に直結しますので、人気の高い東横線、副都心線の賃貸需要にも大きく影響
をもたらすのではないでしょうか。
10年