不動産の基礎知識
2009-11-27
『物件を選ぶ前にやるべき大事なこと』
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- 1.リバックスコラム
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『物件を選ぶ前にやるべき大事なこと』
「不動産投資のことを勉強しようと思っていろいろなセミナーに参加している
のですが、先生方の話を聞けば聞くほど解らなくなるんです…。」
最近、当社セミナーの参加者から、このような声を耳にすることがあります。
確かに、大人数のセミナーでは、抽象的な説明が多いのは事実。
そして、投資金額や所有不動産の規模が大きい話が多いために、ビギナーの方
々にとっては、どうも講師の先生のお話を自分の立場に置き換えて考えること
が難しいようです。
勉強意欲はあるのでいろいろなセミナーに参加して知識は付いてきたけれど、
不動産投資のスタートをなかなか切ることができない…。
思い当たる方、結構いらっしゃるのではないでしょうか?
そんな方々は、まず次のことを強く意識してみてください。
それは、「ご自分の状況をしっかりと把握する」ということです。
状況とは、あなたのご年齢や勤務状況(勤続年数・収入)、自己資金(現金)、
そして、不動産投資の目標です。
これは一見簡単なことに思えますが、この簡単なことを意識・理解できていな
いまま、溢れる情報で頭の中が一杯になってしまい、次のステップに進むこと
ができなくなっているビギナーの方は意外と多いように思います。
ではなぜ、不動産投資をスタートする上で自己状況把握が大切かと言うと…。
例えば、30歳で投資をスタートする人と、60歳でスタートする人ではおのずと
選ぶべき投資対象物件は異なってきます。
一般論ですが、30歳であれば自己資金=現金は少ないでしょう。
そうすれば、おのずとローンを利用して購入できる物件を選ぶ必要があります。
逆に60歳で定年退職後であればローンを使うことは難しいので、おのずと予算
内=現金で購入できる比較的低価格な物件を選ばなくてはなりません。
年齢を例にとりましたが、自己資金や融資借入条件等、投資家の状況によって
選ぶべき対象不動産が変わってくることはご理解いただけると思います。
全ての不動産が融資を利用して購入できるわけではありませんし、当然、融資
を利用することができない人もいます。
いくら良い物件であっても、投資家の状況によっては購入不可能な物件も存在
するのです。
もし、自己資金が無いのであれば、物件を選ぶよりもまず自己資金を貯めるこ
とに注力しなければならないですよね。
そして、大事なのは不動産投資の目標です。
例えば
「定年を迎える頃には、月20万円の家賃収入が欲しい。」とか、
「15年以内には借入の無い不動産を一つは所有しておきたい。」
ということです。
不動産投資をスタートさせ、その後、資産をどれくらいまで増やすことを目標
としているのかによって、不動産の選び方や、自己資金・ローンの使い方は違
ってくるはずです。
もし、投資家自身がご自分の状況を把握できていないままで投資をスタートし
ようとしても、セミナーでよく聞く「利回り」や「レバレッジ」、「キャシュ
フロー」等の専門用語に惑わされ、表面上の数字に一喜一憂しながら見当違い
の物件を探し続けることに時間と労力を費やされ、いつまで経っても不動産投
資がスタートできないという状況に陥ってしまう可能性が高いのです。
自己状況をしっかりと把握し、計画を立てて適正な努力をすることが、不動産
投資への第一歩です。
もしかしたら、今悩んでいるあなたは不動産投資をすぐにでもスタートできる
投資家の卵なのに、スタートが切れていないだけなのかもしれません。