不動産の基礎知識

2014-03-14

マンション経営を始めるには健康状態も重要!?

住宅ローンを組む際には『団体信用生命保険』への加入が

必須となっています。

 

生命保険への加入が必須ということは、健康状態によっては

加入する事が出来ず、ローンを組む事が出来なくなるという事です。

 

団体信用生命保険とは…

住宅ローンの返済期間中に、万が一本人が死亡もしくは高度障害になってしま

った場合に、本人に代わって生命保険会社が住宅ローン残高を全額返済してく

れるというもの。

 

団体信用生命保険は読んで字のごとく、窓口となる各金融機関がローンの利用

者をまとめて生命保険会社に申し込むもので、生命保険料の掛け金も安く、加

入年齢による保険料の差異などもありません。

 

では、どの様な場合に保険金が支払われ、どのような場合に保険金が

支払われないのでしょうか?

 

第一生命保険株式会社の注意喚起情報を下記に抜粋しましたので

ご参考にして下さい。

 

保険金が支払われる場合

(1)被保険者が保険期間中に死亡された場合

(2)被保険者が加入日または復活日以後の障害または疾病によって、

保険期間中に以下のいずれかの高度障害状態になった場合

・両眼の視力を全く永久に失ったもの

・言語またはそしゃくの機能を全く永久に失ったもの

・中枢神経系または精神に著しい障害を残し、終身常に介護を要するもの

・胸腹部臓器に著しい障害を残し、終身常に介護を要するもの

・両上肢とも、手関節以上で失ったかまたはその用を全く永久に失ったもの

・両下肢とも、足関節以上で失ったかまたはその用を全く永久に失ったもの

・1上肢を関節以上で失い、かつ、1下肢を足関節以上で失ったかまたは

その用を全く永久に失ったもの

・1上肢の用を全く永久に失い、かつ、1下肢を関節以上で失ったもの

 

保険金が支払われない場合

(1)責任開始日から1年以内に自殺されたとき

(2)被保険者、保険契約者または保険金受取人の故意により高度障害状態になられたとき

(3)保険契約者または保険金受取人の故意により死亡されたとき

(4)戦争その他の変乱により、死亡または高度障害状態になられたとき

ただし、戦争その他の変乱によって死亡した被保険者の数の増加が

この保険の計算基礎に及ぼす影響が少ないと引受保険会社が認めた

場合には、その程度に応じ、保険金を支払い、または保険金を削減し

て支払います。

(5)責任開始日前の傷害または疾病が原因で高度障害状態になられたとき

※その傷害や疾病を告知いただいたうえでご加入されたとしてもお支

払の対象とはなりません

(6)「申込書兼告知書」で、告知日現在および過去の健康状態など

について故意または重大な過失によって、事実を告知されなかったり、

事実と違うことを告知され、ご契約またはご契約のその被保険者に対す

る部分が解除されたとき

(7)ご加入の際に保険契約者または被保険者に詐欺の行為があり、

この保険契約の全部またはその被保険者についての部分が取消しと

されたとき、または、ご加入の際に保険契約者または被保険者に保

険金の不法取得目的があって、この保険契約の全部またはその被保

険者の部分が無効であるとき

(8)保険契約者、保険金受取人または被保険者が保険金を詐取する

目的で自己招致をした場合や暴力団関係者、その他の反社会的勢力に

該当すると認められた場合など、重大事由に該当し、この保険契約の

全部またはその被保険者についての部分が解除されたとき

 

以上のような定めがありますので、当たり前の事ですが加入される際には

しっかりと事実を告知しましょう。

 

繰り返しとなりますが、住宅ローンを組む際には団体信用生命保険の加入が

必須になります。団体信用生命保険に加入出来ないという事になれば、

住宅ローンが組めなくなりますので、購入をご検討されている方は、良好な

健康状態の維持も心掛けてくださいね。