リバックスがセミナーの講師をお願いしている方の一人に、不動産コンサルタ

ントの長谷川高(たかし)先生がいます。

長谷川先生は外見のダンディさもさることながら、なんと言ってもそのお話が

“楽しい”、“わかりやすい”、“ためになる”と三拍子そろっており、毎回お客

様にも大好評です。

その長谷川先生が先般、新刊（『お金を生み出す家を買いたい！』/ＷＡＶＥ出

版）を出されました。当然、大変面白い内容ですが、どう面白いかは是非お求

めになって読んでみてください。

それで、今日お話ししたいのは、その長谷川先生の新刊の帯にあるキャッチコ

ピーについてなのですが、それはこういう言葉です。

≪本当に困ったとき、「家」があなたを助けてくれる≫

いかがですか？深いと思いませんか。

私はこのコピーにかなり惹かれてしまいまして、なんでだろうと思いながら、

勝手に「家」の代わりに他のものを当てはめてみたりしました。

「預金」・・・（本当に困る前に使ってしまってるだろう）

「株式」・・・（そんだけ大変な時は株も下がってるんじゃない）

「保険」・・・（家族は助かるけど、自分は死んでる？）

「会社」・・・（今時それは甘いだろう）

「嫁」・・・（　・・・・・苦笑　）

どれもピンときません。やはり、当てはまるのは「家」なのです。

ドラマなどの台詞でも、最後の勝負に出るときは「家屋敷を売ってでも」であ

り、最後に賭けるものは「家の権利書持ってこい」となるわけです。

マンション経営を含む不動産投資の最大の弱点はやはり“流動性”の低さだと

思います。

預金なら、さっとおろして欲しい物が買えます。また、短期間に株で儲けた時

の気分は最高でしょう。

でも、「家」の出番はそこではないようです。

もっともっと本当に困った時なのです。

換金しにくいのは、そのための戒めなのです。

それに、「家」に投資が出来る堅実で辛抱強い方なら、「家」を手放すほど困

る場面などこないでしょう。

それどころか、一つ、また一つと「家」を増やされて優雅なマンションオー

ナーになっていくのではないでしょうか。

※本文は長谷川高先生の著書の内容を示唆するものではございませんので、

ご了承ください。